いつか愛せる

DVのその後のことなど

引越し後のあれやこれや(その2)

 引越から数週間たち、旧マンションの怪しい管理者が「敷金を返金する」と言った期日を過ぎた。でも入金も連絡もない。鍵は引渡し日に返却したし、その際に相手が来るまでの時間、旧住まいの床や窓をせっせと最後の掃除もした。

 私が電話すると留守電だったため「敷金の件で」とメッセージを入れた。数日待っても連絡が無ければ催促しようと思ったが、それより早く管理会社から封書が届いた。何ぞや?

 

 部屋の現状回帰の明細と料金の内訳が書かれていた。

この明細が完全に出まかせで、もう笑うしかない。もちろん敷金は全額使い切っている。

何しろ張り替えた襖の数が合っていない。あの部屋にそんなに大量の襖は無かった!

 タイミングからして、私の電話であわてて明細を作成したに違いない。もともと工事も返金もする気が無かったとわかる。

私たちが今も近所にいるのを知らないから、何も工事していないのにこんなものを作ったのか。清々しいほど嘘つきだなあ・・・

 

 一応法学部を出た(卒業はしていないらしい)夫が言う。「これは訴えれば勝てるけど時間と金の無駄だ」。私も返金は無くても仕方ないと思っていたし、もう煩わされたくないから放置する。

かつて地域の地主さんが大家だったときは住み心地良いマンションだったのに。持ち主や管理者の影響の大きさを知る。

 

 私は新しい住まいを探す際に、不動産屋で「管理会社が地元にあること」を当初の条件に出した。そのため理由を聞かれ、もちろん正直に話した。

だからもうあの不動産屋は、普通の日本人にはあのマンションを紹介しないはず。別の不動産屋と情報共有しているかどうかはわからないけれど。

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 まもなく引越しから6年。今のマンションも中古なので雨漏りのメンテなど面倒はあったけれど、基本的には静かで快適だ。外国人も入居しているが、真っ当な住人で問題はない。

ところが。

先日・・・・・・・・「賃貸人変更通知書」が届いた!

 

 大手だからと安心していた会社がマンションの所有権を譲渡した。通知書が届いた時点ですでに譲渡日を過ぎている。

新賃貸人を調べると、小さい会社なのかホームページも無い。法人データを調べるとまだ設立から7年の会社。さらに「新賃貸人」と「新管理会社」の名称も違う。そして家賃の支払い先は変更なし。どうなってるの???

 

 怖い。また持ち主や管理会社が変わるの怖い~ 今のマンションは空室も少ないのに、手放されたのはなぜ? ちょうど年が開ければ更新時期なので、その時に何かわかるはず。

 負けるものか。何と戦うのかさっぱりわからないけど・・・とにかく負けない!