同僚たちが「こしあんと粒あんのどちらが好きか」話していてちょうど意見が分かれた。
ひとりは粒派で、「こしあんも良いけど喉に詰まりそう」
もうひとりはこし派で、「粒の方が引っ掛かりを感じる」
混じりたくなる話題だなあ。
私は粒派。もちろん美味しければこしあんも歓迎だけど。
なぜ粒かと言うと、私は歯ごたえや歯ざわりにこだわるからだと思う。
どんな歯ごたえも好き。カリカリ、さくさく、パリパリ、ぷにぷに、しこしこ、もちもち、プチプチ・・・
だから、粒あんの豆の皮の部分が歯に当たるのがいい。飲み込む前に皮を軽く噛みたい。皮の歯ざわりが・・・イイ♪
それに多分、私が子どものころの和菓子は、今より激甘だった。
なぜだろう。今はカロリーを意識して甘さも控えめなのか? それとも素材が良くなってお砂糖を控えられるようになったのかな。
とにかく今のお菓子の方が上品な甘さ。(単に私の実家が安い和菓子しか買ってくれなかった可能性もある)
昔のお饅頭などは甘すぎて、1個まるまるは食べきれなかったりした。
ちなみに私は今も砂糖の味の強いアメリカのチョコより、国産のクリーミーなチョコが好き。甘いものは好きだけど、甘すぎるのは苦手。
で、甘すぎるあんこが濾してあると、甘さが全部舌に張り付く感じで逃げ場がない。
舌がぜ~んぶ甘い。少し逃げたい。でも粒あんだと、甘さを皮が緩和してくれる気がする。
それで子どものころから粒派になり、そのまま現在に至る。だから今時の上品な甘さのあんこなら、粒でもこしでもいい。美味しければそれでいい。
そうそう胡麻あんもいいな。ゴマの歯触りがあるから、すぐ飲み込まないでちょっと噛み噛みしたくなる。ゴマの香りと歯の触感。舌だけでなく、歯と鼻で味わう。
う~ん、あんこ食べたくなった。