いつか愛せる

DVのその後のことなど

母の手作りジャム

 私の母がジャムを作ってくれるようになったのは、数年前たまたま母が自身の田舎に帰省した際にブルーベリーを摘んできてから。市販のジャムと違い、ほぼ生のフルーツの濃厚な味と香りを楽しめる。

普段は果物を食べない夫さえ「これは美味い!」とスプーンですくってなめてしまうほど。

ありがたいことに、このジャムは色々な食べ物をぐ〜んとランクアップさせてくれる。パンに塗るのはもちろん、普通のヨーグルトやアイスクリームや紅茶に合わせるだけで、ご馳走に変える。

 

 先日、ブルーベリージャムの他にもう1種類をもらった。りんごのジャムだろうか。メインはりんごで、混じっている柑橘系はキンカンのようだ。実家の庭のキンカンを使ったのだろうか。これもまた美味。

かなり手間をかけているようで、(キンカンなんて皮をむいて種を取るだけでも面倒)なかなか真似ができない。

 写真はすでに3分の1程度舐め終わった🍎ジャム。

             

 よし、今年のクリスマスケーキはこれだ!

このジャムがあれば、ケーキ屋さんの高級ケーキは必要ない。スーパーで売っている安いチーズケーキも、名品に変えてくれるはず。

明日はレアチーズケーキを買おう。うん、シフォンケーキでもいいな。夫はクリーム好きだから、シフォンケーキに山盛りのクリームとジャムが合う。

 

 美味しい物が大好きだった夫の母に、お裾分けしたかったなあ。

「私の母が作ったジャムです」って、シンプルなケーキと一緒に義両親に届けたかった。絶対に喜んでくれたのに。

 それに、今入院中の私の父にも食べてもらえない。父は甘いものをそんなに食べないけれど、病院への差し入れさえ出来なくて残念だなあ。