いつか愛せる

DVのその後のことなど

英語が大人っぽく日本語が幼く聞こえるわけ

 外国人に和食を紹介するユーチューバーが最近のお気に入り。毎日見ているうちに、同じ女性が英語と日本語を話す際まったく印象が変わることに気が付いた。

動画の本編は外国人の食事風景で、録画しながら日本に来た理由や好きな和食を聞いたり、目の前の料理の説明をする。ほとんど英語で字幕がつく。

 高めで可愛らしい声の女性だけれど、英語を話す時はしっかりした印象。よどみなく流暢に、相づちも「Uh-huh」とか「Yeah」を多用。食材などの勉強もしているのか、説明も上手。

ところが視聴者に向かって日本語で話すと、英語で話すときの頼もしさが消える。途端に「女の子」という感じに見えるのはなぜ?

 

 まず考えられるのは、英語は腹式呼吸で発声すること。(←英語話せないのによく言うな私)だからしっかりした音に聞こえやすい。

日本語は口先だけでも発音できるので、意識しないと口をあまり動かさない。腹筋を使わなくてもいいし、曖昧なペチャっとした発音でも通じる。

しかも日本語は語彙が豊富で、多分英語のスラングより種類が多く、若い女性っぽい言い回しも色々存在する。きっとその辺りが違いの理由。

 あるいは英語で問いかける時は言わば「お仕事モード」で、日本語で話す時は「プライベートモード」に切り替わるのかも知れない。

私が同じ日本語を話す際も、目上の人に敬語で話すときと身内にタメ口で話すときは、発声が少し変わる気がする。

 

 日本人女性が特に子どもっぽい話し方をするのかなと思っていたら、そうでもなかった。ある日のゲストはロシア出身。その女性は日本に長くいるため日本語も話せた。

ロシア訛りのある英語(←ロシア語も話せないのによく言うな私)を話す際は、見た目通りに大人っぽい印象。

ところが日本語を話すとやはり可愛くなっていた! 教科書に載っていそうな日本語でなく、日本の若い女性のおしゃべりと同じ。郷に入って郷に従ったのか、すごい順応性。

 そう言えば、日本を好きな外国人にはアニメファンが多い

もしかするとアニメで日本語を覚える人がいるかも知れない。とすると・・・アニメ声をマネちゃったりするのかな?