いつか愛せる

DVのその後のことなど

通帳は必要です

 先週、いつも給料をおろしに行く無人店舗(ATMのみ)が消滅した。職場の最寄り駅付近にもう1件ATMがあったと思って行くと、そこは入出金のみ可能で通帳の記帳が出来なかった。付近には他に店舗が無い。銀行めぇ~! 

通帳を使う顧客は切るつもりかね。色んな手数料を取るくせに。昔は作成時の通帳も、硬貨の両替も、残高証明書も、紛失手続きも、古い取引データ作成も・・・全~部無料でやったのに。今はチマチマ取る上に足蹴にするのね。

      

 今日、LINEとみずほ共同出資の「LINE Bank」プロジェクト中止のニュースがあった。「そんなの中止になって良かったな〜」と思うのは、私がモバイル嫌いのガラケーユーザーだからだろうか。

世の流れに逆らっている自覚はあるし、新しいことを覚える面倒くささも理由のひとつ。でもそれだけではなくて。

ネットを介した銀行なんて信用していないから。ましてやLINEとは、預金以外の情報も海外に抜かれそうで嫌だ。(関係者の方いらしたらすみません!)

 

 みずほは合併の後に何度もシステムダウンした。その際の行員さんの対応は良かったけれど、システムは残念すぎる。さらに新しいことまでやってほしくないし、スマホ利用に走って通帳を廃止してほしくない。

それに銀行の機能を銀行以外の場に持って行くことが、どうにも安心できない。

どこに重要な情報を置いて、どこで誰がそれらの操作や管理をするの? 

民間企業(←だよね)のLINEから新しい銀行員になる予定の人もいたはず。銀行と一般企業では情報管理の基準も文化もかなり違う。

 昔、中の人だった経験からすれば、銀行でもたまには間違いが起きる。それでも一般企業と比べると、かなり強度なセキュリティ対策と正確性担保のためのチェックをしていた。(銀行なら30年以上前でも、現在の一般企業のISMSやPマークを余裕で取得できたと思う)

 私はコンビニの銀行機能もなるべく避ける。高額な支払いはしないしコンビニのATMは使わない。あんなに人の出入りの多い場所で、どうやって事故を避けるの? 入ったばかりのアルバイトでもレジをさわるのに。払込用紙1枚捨てられるだけでも(払った本人とって)大変なことになるのに・・・と思って怖い。

 場所や規程などのシステムは少しだけわかるから「あの面とこの面はどうなんだ」と不安になる。一方、自分にさっぱりわからないIT方面は、見当もつかなくて尚更不安。わかってもわからなくても不安だ。とにかく、目に見える通帳は使わせてもらいたい。

もっと歳をとってIDやパスを覚えられなくなったらパソコン使うのも危ういし、スマホは小さくて画面が見えなくなりそう。