いつか愛せる

DVのその後のことなど

父が帰りたがっている問題(その②)

 昨日の続きですので、よろしければ昨日の記事からどうぞ。

◆スタッフに聞いた「父が怒るとき」 やはり父の方から誰かに危害を加えることはないそうです。ヘルパーが何か手伝おうとする時、嫌がって手を掃うとか。何度も「トイレは大丈夫ですか?」と声をかけられるのも嫌うようです。他の入所者からも、しつこくちょっかいをかけられたりする時に声を荒げるとか。何となく、年寄扱いされるのが嫌なのかな?と思いました。

◆対話の開始 若干の緊張と混乱で、どう切り出したか流れを覚えていません。とにかく私が「お父さんが『家に寄って仏壇に線香あげたい』って言ってたのを、日帰りで実行してもらおうと思って」と伝えた途端に、父はかすかに涙ぐみ「来月退院する」と宣言したのです。内心😭うわ!どうしようと思いました。想定外でした。

◆父の計画 父は12月28日に退院すると決め、12月に入ったらスタッフに告げるつもりだと言いました。その日は土曜日だから、弟の仕事が休みで車を出してもらえるし、翌日から年末休みだからと言います。きっと皆の都合も考え、最善の退院日として選択したのでしょう。でも先日書いたように、そこは病院ではないし退院はありません。父は私の切り出し方で「退院は無理か?」と感じて涙目になったのかなと思います。それでも退院を主張してきました。

(シラーの花言葉は「変わらない愛」「辛抱強い」「寂しさ」など)

◆私の返し 必死に考えながら2つのことを伝えました。ひとつは「じゃあ帰宅して大丈夫か試してみようよ」ということ。父は入所時よりは元気そうですが、自力でトイレやお風呂は危険です。そして母はもう父の世話をする力が無く、帰宅されることを恐れています。家には弟の酒やタバコも置いてありますし、父が手を出せば心身に大きな悪影響が出ます。もうひとつは「何か嫌なことがあるのか一時帰宅した時にゆっくり聞かせて」ということ。これを伝えることは元々この日の目標でした。

◆父の苦悩 理由はわかりませんが、規程の15分を過ぎてもスタッフが入って来ず長めに話せました。おかげで父の不満をいくらか聞けたのです。「ここは年寄ばかりでまともに話せる人すらいない」と言います。病院だと思っているから違和感があって当然です。その辺まで聞いて私は思いました。父は帰宅するために自立を頑張っていて、だから必要以上に手を貸されたくないに違いない。それに、まともな話し相手にならない周囲の人たちに苛立つのかも?と。

◆面会後 また所長さんと少し話せました。一時帰宅を来月に行うこと。父が不満に思っている内容も。「父と将棋の相手をしてくれそうな人はいませんか?」と聞くと、将棋が出来るかはわからないけれど父より若い人もいるので、食堂の座席などを配慮してくれるそうです。こちらが不安になってもあちらは流石に動じず、母のことを気遣ってくれました。

◆両親のプライバシー 以前は、すでに亡くなった義両親の介護話をあまり遠慮なくブログに書いていました。でも存命中の自分の両親のことは、ちょっと書きにくいですね。個人情報を伏せているとはいえ、実両親だけに奥深いプライベートまで知っているわけで・・・どこまで書こうか悩みます。