いつか愛せる

DVのその後のことなど

2023-11-01から1ヶ月間の記事一覧

近しい人が去った喪失感

長らく介護関連の記事を書いていないけれど、時々は書く予定。先日、夫と義両親のことを話した。 きっかけはGS(グループサウンズ)の曲を聞いたこと。流行ったのは昭和40年代だろうか。私もリアルタイムでは記憶になく、最近になって夫に聞かされている。 …

素人が(大金を使わずに)本を出す方法

今は一般人が本を出版する方法が増えたらしい。メモがわりに記録。 ・NPO法人「企画のたまご屋さん」https://tamagoyasan.org/ 著者候補と日本中の出版社をマッチングしてくれる。商業出版に特化した出版支援を行う。支払うのは印税の3割のみなので、応募時…

まず自分をゆるす

参考になる言葉をいただけたことだし、自分が出したい本の下書きになる予定の記事を書く。矢川冬さんがおっしゃったのは「正しい許し=自分を許す」ということ。私はまだ「赦す」と「許す」の使い分けの整理がついていないので、あえて平仮名で「ゆるす」と…

再び読んだ感想

今借りている本を次の土曜日には返却しなければならないので、もう一度読んだ。今度はやや感情をオープンにするかわりに、どっぷり読まないよう斜め読み。(すみません、そんな読み方ばかりで・・・) もう、沈黙はしない・・性虐待トラウマを超えて 作者:矢…

上を向くために出来ることだけやる

今日は時間という意味では余裕があったから、生きて現状打破するためにジタバタ動いた。出来ることをやろう。日常の小さなことだけど。 今後のために祈った。指定難病療養費申請のための書類を書いた。自分の衣替えをした。夫が食べたいと言うクリームシチュ…

心身と現実が上向きになるまでうだうだ書く

二週間ほど前のアクシデントから、ストレスになる状況が続いて食欲がない。体重が若干減ったのはラッキー、でも体調は崩したくないので食べる。 こんな状態で「生きて動けるうちに本の続きを出す目標は無茶かも」とか、「そもそもブログの更新もまともに書け…

色々な意味で書評を書けない

Amazonに本のレビューを載せようとした時のこと。自分が下書きした感想を読み直して、なぜか「違う!」と感じた。そもそも何だか書きにくかった。 なぜだろ。多分、理由はふたつ。ひとつは、あのレビューは購入を考える人に情報を与える目的だということ。つ…

読みました「もう、沈黙はしない」

前回ご紹介した本を、一度はざっと読み終えました。実はじっくりとは読めません。性暴力などの描写が多い本は、自然に少し構えて読みます。自分の感情がやられないように、半分閉じたまま読むイメージ・・・で自衛します。 もう、沈黙はしない・・性虐待トラ…

近況報告と本のご紹介

先週から続いていたトラブルが一段落はして、少しホッとしています。でも問題が無くなったわけではなく、自分を奮い立たせている最中です。 久しぶりに「生きていくのって大変だなあ」という感覚を思い出しました。そんなこと当たり前だし、よそのブログを少…

本当は強い人

週末にトラブルがあり、以降ブログを書けていません。なるべく毎日更新を目指してきましたが、更新頻度を減らそうかと考えています。今日は最近感じたことを少しだけ書きます。 本当に強い者は、その強さを自分からは一切出さないのだと思いました。力は腕力…

寺内貫太郎はなぜDVではないのか

最近、古いドラマ「寺内貫太郎一家」を観ている。リアルタイムでこれを観た人は、多分60代以上かな? 私も、悠木千帆(樹木希林)さんの決め台詞の「ジュ~リィ~~!」くらいしか知らない。 半分はコントのようで、石屋さんを経営する主人公は絵に描いたよ…

電話の着信に翻弄された日

昨日は久しぶりに、携帯電話マナーモードの振動トラウマが復活しそうになった。 私は義両親の介護が始まって以来、仕事中も着信に気付けるよう電話を首から下げて、義両親が亡くなった今も続けている。 昨日の最初の電話は、090で始まる知らない番号から。電…

緊急事態の継続は脳の勘違いを引き起こす

昨日の記事の中で、「長いこと脳が緊急事態を継続していると、それが平常モードだと脳が勘違いを起こす」と書いた。私は治療は受けていないので、単なる私見。実は脳の勘違いという言葉は、夫の通院先で聞いた。今日はその話。 日本中が忘れられない3.11…

脳みそが臨戦態勢だったらしい

昨日の記事で、過去に私が(恐らくトラウマのため)フリーズしてしまった話を書いた。私はもうそんなことはないけれど、人によっては何十年も引きずるし、一生治るかどうかもわからない。だから、誰もが時間経過によって治るという誤解を招きませんように。 …

偏見がひとつ減った経験

20年以上前、DV経験をふり返ってひたらす綴っていたころのこと(その原稿が自分の本の元になった)。私は休日ごとに女性センター付属の図書室へ行き、あるいはド⚪︎ールコーヒーにノートを持ち込んで書いていた。そんな時のこと。 ド⚪︎ールのカウンター前で数…

ゆるしを考えるのが無駄な時期

DVの渦中から、なぜ夫を「ゆるそう」「ゆるさなくては」と思っていたのか。そこから書いてみようかな。あくまでも現在の私が当時の私を分析するので、リアルタイムで考えていたわけではなし。 (念のため被害当事者の方へ。暴力の描写はいっさい書きませんが…

母は終活に熱心

先日の鎌倉旅行のお土産を持って、久しぶりに自分の実家へ行った。父は入院していて弟は仕事で、いるのは母だけ。かつて義母が「ご両親が元気なうちにたくさん会いにいってあげてね」と言ってくれたことを思い出す。 なんとなく「お義母さん、今日は自分の実…

「forgive」か「forget」か

ゆるすことの実体験を書き始める前に、また寄り道している。ブログを始めて、すでにふたりのブロガーさんから「ゆるせないから忘れる」という言葉をお聞きした。 なるほど。忘れられればOKだと思う。「忘れる」のはゆるすことの重要な要素のひとつじゃなかっ…

掃除機問題に決着か

我が家の掃除機問題がついに解決を見た・・・・と、思う。何度か書いたけれど、古い掃除機が壊れてから掃除機が定着せず、4度も買い直す羽目になった。 数年前から夫が掃除機をかけてくれるので、機体の選択もまかせている。コード式で追従してくれず、引っ…