いつか愛せる

DVのその後のことなど

2022-11-01から1ヶ月間の記事一覧

虹の橋を渡ったノンちゃん

介護の話に戻り、時期は私たちの引越しが終わったころ。段ボール開封がひと段落して、各種住所変更手続きに入った。幸い夫が動ける状態だったので一緒に市役所と銀行へ。 「今日は実家へ行かなくて大丈夫かなあ」と思いながら、久しぶりに外でお茶していた。…

引越し後のあれやこれや(その2)

引越から数週間たち、旧マンションの怪しい管理者が「敷金を返金する」と言った期日を過ぎた。でも入金も連絡もない。鍵は引渡し日に返却したし、その際に相手が来るまでの時間、旧住まいの床や窓をせっせと最後の掃除もした。 私が電話すると留守電だったた…

引越し後のあれやこれや

引越し騒ぎの続き。よろしければ11月24日の分から順番にどうぞ。 manaasami.hatenablog.com manaasami.hatenablog.com manaasami.hatenablog.com 1週間、真冬の寒さに耐えた後、無事にエアコンが入った。あとはインターネット。 高速サービスは諦め、マンシ…

今週のお題=人生変わった瞬間

引越し話を中断してお題に挑戦。あの夫との結婚ほど私を変えたものなど無い! 何度も書いているように、私たちはかつてDV状態だったわけで。 結婚前、私は夫の気質に気付いて迷った。マリッジブルーなんかではない、リアルな不安。母と一緒に婚礼家具を買い…

引越し時のトラブル

転居先マンションには複数の空き部屋があり、夫が選んだ部屋は最上階の3階。よほど上の階の騒音+振動に懲りたらしい。もう上に人がいる環境には住めない。 「かど部屋じゃないんだよな?」 「それがね、全部がかど部屋っぽいつくりなの」 夫は首をひねって…

引越し先を決めるまで

夫が留学生(?)たちの騒音にブチ切れ転居を決めたのは、もう師走に入っていたと思う。 旧住まいのマンションに未練は無い。18年も住んでガタもきていた。 風呂場の換気扇は壊れていたし、壁にはDVの名残で夫の蹴り跡があった。住んでいる間に室内に排水…

引越しする羽目になったわけ

私と夫が実家の介護の慌ただしさのただ中で、引越しなんてしたくないのにマンションを移った話。トラブルの嵐。 その賃貸マンションには18年いた。3階建で2階の部屋。当初の大家さんは近所の地主さんで、会えば挨拶するし、たまに雪が降れば前の道路を雪…

役所で不正を疑われる

家を売る手続き絡みで印鑑証明の取得を拒否されたお話。ただ私の記憶がすでに曖昧なので、細かい部分は記憶違いの可能性もあり。 無料法律相談で司法書士さんから義母の印鑑証明等をとっておくようアドバイスされ、そのまま役所の窓口へ。本人ではないので委…

権利書も年金手帳もないのに家を売る

最初に義母が入院した際、膨大な荷物を少し片付け重要書類の探索をした。その際、義両親の年金手帳が見つからなかった。 手帳は年金の受給が始まれば使う機会はないから気にしなかったらしい。(住所や氏名の変更があれば使うと思うけど)ちなみに死亡後の返…

加害者との対話を求めること(その2)

この記事は11月15日の「加害者(←この言い方は嫌いだけど)との対話を求めること」の続きです。よろしければこちらをお先にどうぞ。 manaasami.hatenablog.com 「謝罪の意味」で書いたように、DVでうけたダメージからの回復初期には「わかってほしい」という…

二重投稿してしまった

私はよほどドジらしい。昨日、また二重投稿してしまった。 公開後にタイプミスなどに気付いて訂正した時にやってしまうのだろうか? 単純に訂正だけではダブらないと思うけれど。仕組みがつかめない。 気付いた時には両方に複数の⭐️をいただいてしまったので…

名前に違和感

この地域は犬を飼っている人が多いのか、通勤の行き帰りによく飼い犬に出会う。 ある朝、駅に向かって歩いていると、路地から走り出てきたのはスラリとした黒っぽい影。プードルだ! 昔からよく見るトイプードルでなく、背の高いスタンダードプードル。青味…

名前に違和感

この地域は犬を飼っている人が多いのか、通勤の行き帰りによく飼い犬に出会う。 ある朝、駅に向かって歩いていると、路地から走り出てきたのはスラリとした黒っぽい影。プードルだ! 昔からよく見るトイプードルでなく、背の高いスタンダードプードル。青味…

間に合わなかった

今日は義母の命日。早いなあ。義父より7歳年下なのに先に逝ってしまってもう4年。 義母はそのころ、末期の人が多く入院する病院にいた。それでも一時は回復が期待され、私たちは義父が入居していた施設に一緒に入れないか検討していた。でも再び悪化した。 …

テレワーク・ランチ・ウェルビーイング

職場で2ヶ月に一度、ウェルビーイングのミーティングがある。今回はランチミーティングだった。出席者10名のうち当日2名が出社で8名がテレワーク。ひとり2500円まで会社負担の予算でそれぞれ昼食を準備。ありがたい職場だなあ。 うれしくなって宅配…

突発的な通院

介護あるあるのひとつだと思う、突発的に具合が悪くなること。ある日曜日の夜、義母から義父の具合が悪いと電話があった。まだコロナ過になる前で、例年通りそろそろ風邪が流行ってきた時期だった。 「39度以上も熱があるの」という。 その時期も夫は原因不…

加害者(←この言い方は嫌いだけど)との対話を求めること

小松原織香さんの著書「当事者は嘘をつく」の中に、「なぜ、被害者が加害者に会おうとするのか」という表記が出てくる。私も考えてみた。 (※小松原さんは19歳の時に性暴力の被害を経験された修復的司法の研究者) 私がご本人あてに送った感想はこちら↓ http…

ベルサイユのばら_エピソード編感想④

感想の4回目はマリーアントワネットとブレゲの時計について。私は舶来時計に関心がないので名前も知らなかったが、調べてみた。 天才時計技師のブレゲは実在し、同時代を生きたマリーアントワネットが革命前から彼の時計を愛用していたのも史実。 そしてマ…

ヘルパーさんへのお年賀

日本の悩ましい慣習のひとつ「付け届け」。病院では禁止でも守られていなかったけれど、ヘルパーさんにはどうすればいいか。もちろん本当は不要だと思う。でもお世話になっている気持ちを表したいとき、特に年配者は物をあげたくなるらしい。 年末の慌ただし…

押印の流儀

契約書類に会社印や社長印を押す仕事をしている同僚が、契印の位置で悩んでいた。 日本では紙の契約書の中で契約印を押印し、表紙や裏表紙には契印を押す。 文書の抜き取りや差し替えを防止するためで、慣例として、お客様(甲)が上部に押印し、依頼をいた…

介護にまつわる香りと匂い

義母は香りにこだわる人だった。シャネルの香水がお気に入りだが要介護になって買うのを諦めていたらしい。 お茶の香りにもこだわった。必ずしも高級品だけを好むわけでなく、私がスーパーで買った安価な抹茶入り玄米茶を「これ美味しいわ」と言ってくれたり…

引越しと保証人

義母の退院で義実家が小康状態の時期に、たまたま私たちは引越した。同居のためでもなく前向きな理由ではない。住んでいた賃貸マンションの環境が悪化して、夫が耐えられなくなったから。(結構ドラマチックだったのでいずれ書こうと思う) 元のマンションか…

どうしたら知ってもらえるのか

はてなのトピックに載せてもらう方法がまだつかめない。ベルばらの感想はタグに「漫画」と入れてもダメで「マンガ」にしたら「読書・マンガ」に入った。でもDVネタは載せ方が見つからない。この記事も「雑談」と入れてみるけど、どうかなあ。 ところで、わず…

ウェルビーイング

企業でウェルビーイング(Well-being)の取り組みが流行っているそうで、所属部署でも2か月おきにミーティングがある。担当する上司は毎回テーマ設定に苦心しているよう。 これまでに「コロナ時代の幸福経営学」という動画を見たり、「アンガーマネジメント…

介護の中の平穏と不穏

義母の退院からまた毎日が忙しかった。電話や支払いや手続きのほとんどは平日の昼間しか受けてもらえない。だから出勤時に職場の最寄り駅を出て会社に着くまでの時間が勝負で、毎朝ひと仕事すませていた。 ケアマネさんやデイケアのスタッフに電話したり、銀…

ベルサイユのばら_エピソード編感想③

感想の三番目はジャルジェ夫妻。オスカルの両親で意外なことに実在する人物。 本編では所々に出る準レギュラー扱いだが、子どものころの私は美しくないおじさんおばさんは興味の対象外だった。 12巻にオスカルの両親の若き日の馴れ初めが描かれている。本編…

謝罪の意味(その2)

これは10月30日の「謝罪の意味」↓の続きなので、よろしければこちらをお先にどうぞ。 manaasami.hatenablog.com 謝罪を求める真意は何だろう。私は「わかってほしい」欲求だと思う。この記事を書いて、その思いが呆れるほど強かったのを実感した。 相手によ…

もしネットを使えたら

もし義両親が存命中にネットを利用できたら、どんなメリットがあったか考えてみた。一番役に立つのは多分、食糧と日用品の買物だ。 週に2回の買物をヘルパーさんに頼む必要が無くなれば、掃除や洗濯の回数を増やすなど別のことをお願いできる。私もしょっち…

ものが多い義実家

義両親は元自営業だったためか、お中元お歳暮や冠婚葬祭にかかわる品物が多かった。義母は忙しくて捌ききれなかったようで、義実家に物が多い理由のひとつ。 私たちが結婚して間もないころも、時々石鹸などをもらった。腐るほどあるから持っていってと言って…

私はモバイルが苦手

私はモバイルが苦手だ。SNSはやらないしメールは緊急時以外はパソコンから出す。社給スマホは持っているけど内線電話としてのみ使用。 OB会の会報誌を作る同僚が「年配者はスマホやPC持ってない人いるからガラケーでアクセスできるか試さないと。誰か…