いつか愛せる

DVのその後のことなど

2023-07-01から1ヶ月間の記事一覧

性暴力対応看護師という資格があるらしい

昨日の記事との関連で、勝手ながら紹介させていただきます。よそ様のブログにリンクを貼るのは2度目ですが、今回はただ紹介したいからです。↓ www.hikoushin.com 「日本版性暴力対応看護師」(Sexual Assault Nurse Examiner-Japan:SANE-J)という資格があ…

素人が「暴力と性暴力の違い」を考えた

古い記事に複数のアクセスがあると「何に興味を持ってくださったか」気になって読み返したりする。そんな記事のひとつがこれ↓ 初めてブログのリンク機能を利用して、よそ様のブログについて言及したもの。(恐らく研究者の方が書いた書評に突っかかってしま…

続「指定難病の手続き」

昨日書いた指定難病の手続きの続き。今日は、鼻の手術をした病院に「臨床調査個人票」を受け取りに行った。主治医に記入を依頼したもの。 この用紙は主治医であれば誰でも書けるものではないとわかったので、念のため説明を載せる。運良く私の主治医は難病指…

指定難病の手続きをしてみた

先月、副鼻腔炎の手術をした話を書いた。(カテゴリーの「病院・呼吸器・アレルギー」を参照ください)。手術前は軽く考えていたのに···なんと今や私は国が指定する難病患者に認定されようとしている。 病名は「好酸球性副鼻腔炎」比較的最近に難病指定され…

DBSの意味を調べて思い出した先生

昨日の記事「男性·男児の相談窓口」に関連するニュース。メモ書きの代わりに。 こども·若者の性被害防止のための緊急対策パッケージ(概要) https://www.gender.go.jp/policy/no_violence/seibouryoku/pdf/boushi_02.pdf この緊急対策は今時の用語も多く、…

男性・男児の相談窓口について考えた

J事務所の騒ぎのおかげでこんな対策ができたらしい。つらつらと考えた。 男性·男児の相談窓口設置 性被害防止で政府緊急対策 ↓ https://news.yahoo.co.jp/articles/9f9a0396116feaef8a2e7d4fba6eef905e0c79e0 一歩進んで良かったという感想と同時に、まだま…

義母が亡くなる直前のころ

義両親はほぼ同じ時期に要介護状態になった。認定されたのは2015年ごろだったろうか。義父は緩やかな認知機能の衰えから始まり、義母は肉体の不具合から始まった(義母はギリギリまで頭はしっかりしていた) 最後のころは居場所も別々になってしまったので、…

ゴミに名前?

“記名式ゴミ袋”に賛否の声 ゴミ削減かプライバシー保護か…経費約3億円減の自治体も 求められる自覚ある行動 ↓ https://news.yahoo.co.jp/articles/cdcaa6717dc15cc3866057f5cd022891012e622d 「記名式ゴミ袋」と聞いてまず感じたのは「自分が名前を書くのは…

療養型の病院で知った切なさ

義母が入っていた療養型の病院について、わかる範囲で書いておく。 療養型病院とは「病状が慢性期になった方、治療よりも長期にわたる介護が必要な高齢者が、医師の管理下で看護、介護、リハビリテーション等の必要な医療を受けることができる病院のこと。使…

元気なうちに伝えておきたいこと

ゴタゴタの期間のメモを見ても介護に関わった記録は少ないけれど、本当に大切なことのためには動いていたらしい。 2018年9月25日、また夫の具合が悪いので私は仕事を休んで一緒にいることに決めた。なのにお昼近くになって、突然「両親に会いに行く」と宣言…

洗濯機にさようならこんにちは

6年ちょっと使ってついに洗濯機が駄目になった。前からセンサーが不調らしく「ふたが開いている」というエラーが頻繁に出た。そこに先日「洗濯物が偏っている」というエラーが加わり、脱水が出来なくなった。 ふたは閉じているし洗濯物は偏っていない。セン…

介護する側だって主役だと言いたい

義両親が施設に入居した2018年、9月ごろからの数か月は、私にとって最もハードだったかも知れない(DVの中とどちらがハードかと聞かれたら比較できない)。日記もどきのメモを読むと、今も気分がど~んと落ち込む。毎日混乱していたし、私も夫もよく生きて通…

うっかり母と宅配稲庭うどん

介護のカテゴリに入る記事が進まない 義両親が施設に入るところまでUPしたけれど、続きを書く気にならず。その時期は介護以外のゴタゴタが多くて、メモを見ると気が重くなるのが理由。 だから今回は自分の母の話。 先日、母から「届いたよ。稲庭うどんありが…

迷惑電話あれこれ

集中治療室への悪質営業電話、「誰か死んでも構わない」と罵倒も…救急医が怒りの告発https://news.yahoo.co.jp/articles/28011a61fe2b3a69f49d2aa7cc05af7637187987 私の現職場にも、この記事とまったく同じ電話が大量にかかってくる。特に最近多い迷惑電話…

やったことのあるアルバイト「エキストラ」

今週のお題「やったことのあるアルバイト」で、ちょっと変わっていたのはドラマや映画のエキストラ。実はその時すでに社会人で、やったのは数回休日のみ。今と違って多くの会社は副業禁止だったから、職場には内緒。 事前に登録しておくと、撮影の数日前に電…

LGBTQを知らなかったころ

タレントのりゅう○ぇるが亡くなったニュースで少なからずショックをうけた。詳細は明かされず自殺らしいと報道されている。他人が原因について述べるのは傲慢だと思うし、本当の理由がわかるはずもないので追求する気はない。 以前に、彼(彼女?)と同じ状…

7月14日はオスカルの命日

今日7月14日は···と書きたかったのに、15日になってしまった。 7月14日は多くの人にはパリ祭、ちょっと関心のある人なら「フランス革命が始まった日」かな。そしてベルばらオタにとっては、1789年7月14日は「オスカルの命日」 フランス革命が始まった途端に…

「ごきげんよう」は駄目なの?

ネットで見る皇室批判の多くは週刊誌のコピーらしいけれど、どの程度の信憑性があるのかな。芸能記事と同じくらい無責任で信用できない気がした。 先日、K子妃の言葉遣いまで批判があった。「ごきげんよう」という言葉は結婚前から口癖だと報道されていたし…

書きたいので書きます「DVからの回復」

2日続けて和やかな話題を書きましたが、その前に「DVからの回復」の話題をもっと本格的に書こうと決めて「人を否定することが嫌い」など数本をUPしました。 書いてやはりそれらの記事は「私っぽいな」と感じました。もちろん他の記事も、どれも私の意志…

お裾分けのメリット

昨日は義母へのプレゼントの話を書いたけれど、今日は逆にいただいた物の話。 義両親が元気だったころは、ほぼ毎月、夫と義両親と4人で外食し一緒に買物もした。まだ私たちがDVから完全には抜けきっていないころに、この習慣は始まった。 多分義母は、夫…

プレゼント選びの難しさ

6月は入退院のバタバタで、私も夫も亡くなった義母の誕生日をすっかり忘れていた。自分の誕生日も特にイベントはしなかったくらい(義母と私の誕生日は3日違い) 覚えていても精々お花を買って飾る程度だけれど、思い出さないのはちょっと申し訳ない。 「す…

続4「赦しに興味はないですか?」ゆるす難しさ

多分、世界中の哲学者や神学者やメンタル系の専門家が、昔から取り組んでいる課題。私も20年ぶりくらいで「ゆるし」について考える。素人が追求したって別にいいよね。知識がなくても経験はある。臨床例を知っているというより本人だから、堂々とサンプル化…

七夕に噛みたいお肉

そろそろ固いものを食べたい! 塊り肉とか、カリッカリにあがったフライとか、ざくざくの厚切りポテチや、スルメもいい。だって私は食材の歯応えや歯触りに魅力を感じるタイプなのに、ずっとお預け状態。 実は私が入院する前から夫が歯の治療中で、歯応えの…

「人は変われる」ことを思い出した

自分の原点を思い出した一昨日(7月4日)の記事の続き。「人を否定することが嫌い」の他にもうひとつ、かつて私がよく書いていたのは「人は変われる」ということだった。ただし命懸けになるほど本気なら、という条件つき。 「人は変わらない」という決めつけ…

義母の美容室事情

よそ様の介護系ブログをいくつか読んでいて、義母の生前の美容室事情を思い出した。 まだ義母が少し歩けて、時々は自転車を押して(危ないので乗らずにつかまって歩くような感じ)買物にも行けたころ。 美容室に行かなくなったのは、トイレが近くなったのに…

人を否定することが嫌い

自分の原点のようなことを思い出したので書いてみる。私は「人が人を否定することが嫌い」。それは20年以上前に自分の書籍にも書いたし、ホームページを運営していたときにも何度も書いた。文庫本の該当ページのコピー↓ せっかく思い出したからこれ、プロフ…

今後もブログに書きたいこと

はてなを使ってブログを始めて10か月。まだまだわからないことだらけ。 「このブログについて」をクリックすると確認できる読者さんって、100名を超えると超えた分は表示されなくなる仕様なんですかね? 以前は登録してくださった順番に、全員のアイコンが並…

手術話⑦_謎の呼吸困難と退院

副鼻腔炎の手術の話はこれで終わりにしよう。飽きてきた 手術の翌朝~翌翌朝に退院するまでの話。 短い眠りの中で夢ばかり見た手術日の夜がやっと終わり。鼻を塞いでいるため嚥下が難しく、翌日も食事はほとんど食べられず。少し熱もあったのがダルさの理由…

マスクは思想でも信条でもない

退院の二週間後から出社をし始めた。梅雨の最中だけれど、結構暑い。街中も電車の中も、マスクをしない人が増えた。それはうれしい。この暑いのにマスクするのは息苦しくてしかたない。 なのに私はマスクを付けて出社している。なぜなら、今は鼻をガードした…

手術話⑥_手術日の夜の試練

手術の当日ベッドに戻されてからのお話。血が苦手な方やお食事中の方はご注意を。 ストレッチャーで病室に運ばれベッドに移された。鼻は塞がれてゼイゼイと口呼吸し、まだ手術着(下は紙パンツのみ)で着替えは出来ない。しばらく呼吸器をつけている必要があ…