いつか愛せる

DVのその後のことなど

うっかり母と宅配稲庭うどん

 介護のカテゴリに入る記事が進まない💦 義両親が施設に入るところまでUPしたけれど、続きを書く気にならず。その時期は介護以外のゴタゴタが多くて、メモを見ると気が重くなるのが理由。

 だから今回は自分の母の話。

先日、母から「届いたよ。稲庭うどんありがとう」と電話があった。「へ❓❓ 私、送ってないよ···」もしや、流行の送り付け詐欺か。

             

 実は昨年、我が家にも詐欺の宅配が届いた。名前は私宛で、先方名は「九州うまいもん〇〇」と、いかにも通販の会社っぽい。でも私は発注した覚えが無いし、荷物は小さくて軽い紙袋。九州産の美味しい物が入っているとは到底思えない包装。怪しい。

警察に届けるべきか、などと考え渋っていると、宅配業者さんも慣れたもの。「受け取り拒否されますか?」「はい、そうします」

最近はもし受け取ってしまってもお金を払う必要はないことがわかったけれど、受け取り拒否の方が簡単。「送料使って不発ね😝ザマ見ろ」とも思う。誰も受け取らなければ、詐欺師もこの手を諦めると思うんだけどな。

 でも一体どこから私の情報が漏れたんだろ。食べ物の通販なら、一度だけ年末にカニを買った時? 疑って申し訳ないけれど、使い慣れた大手以外は利用したくないと思った。

 

 で、母の場合。

「相手の名前確認した?」「あんたの名前だったよ···」ということは、詐欺なら母と私の住所両方を知られているということ。

「宛名の紙は取ってある?」「もう捨てちゃったよ···」困ったな、証拠がない。でも本物の稲庭うどんが入っているらしいので、詐欺とはちょっと違う?

 その辺りから母の証言が曖昧になる。私の名前で私の字だと言ったけれど「小さい荷物だから見間違えたかも···」と。

そしてようやく母は「〇〇からかも!?」と思い付いた。思い当たる先に早速確認し、判明。母が親戚の7回忌に送った品のお返しだったらしい。

 だから送り主名は私ではない。でもデパートの人が書いた文字が小さくて読みにくく、私の字と似ていたという。つまり思い込みで私からだと判断し、先方名を見ていなかった。今回は問題なかったけど、危険だなあ。

視力も衰えるから見えにくいに違いない。母は以前、名義貸し詐欺の電話におかしいと気付き、危うくも自分で回避した実績はあるのに。やっぱり歳をとると段々判断力にも影響が出るのかな。

 そして私も気を付けねば。たまたま何か届く予定のある時なら、あわてて受け取り兼ねない。先方名は絶対に確認してから受け取ることを、肝に命じておく。