いつか愛せる

DVのその後のことなど

素人が(大金を使わずに)本を出す方法

 今は一般人が本を出版する方法が増えたらしい。メモがわりに記録。

・NPO法人「企画のたまご屋さん」https://tamagoyasan.org/

著者候補と日本中の出版社をマッチングしてくれる。商業出版に特化した出版支援を行う。支払うのは印税の3割のみなので、応募時は無料。まずは企画書を作成して送る。スタッフが厳選した企画書のみ編集者にメール配信してくれるらしい。選考には落ちても再チャレンジが可能。

 本の企画書の作り方などわからないと思ったら、出版カレッジで教えてくれる。でも当然有料で高い。まずは選考を通らなくては始まらないけれど、私が書く内容に関心を持ってくれる編集者に出会えればとてもラッキー。内容に口を挟まれたくない思いがある一方で、プロに助けてほしい思いもある。

・パブファンセルフ https://pubfun.jp/self/

「紙の本も電子書籍も」「出版社を通さずに」「自由に作った原稿をそのまま」「価格や発売日も決められて」「無料でAmazonで出版できる」個人出版支援サービス。
パソコンの基本操作ができて、原稿データが用意できればOK。POD(プリント・オンデマンド/紙の本を必要部数だけ印刷する技術)やAmazon Kindleの活用により、在庫を一切持たない、1冊からの出版が可能。

 無料で確実に本を作れるところが良い。ただしAmazonでしか販売出来ないし、自分でPDF原稿を仕上げなくてはならない。矢川さんが教えてくださったところによると、図書館からは発注してもらえないらしい。

            

 私が自費出版したのは2002年のこと。複数の会社に下書原稿を送って反応を見た。自費であっても書店に流通する本はなんでも出してくれるわけではなく、売れる見込みがなければ「私家本」を勧められる。

返送された書評に「衝撃的」とか「赤裸々」なんていう言葉を書かれた会社は見送った。(後で知ったところによると、学生のバイトが書評を書いていたりするらしい)

淡々とした女性らしい感想をいただいた出版社は、何もかも誠実だったのでお願いした。他社の標準より料金も安かった。100ページ足らずの本で、初版はわずか800冊だったし。それでも分割払いにしてくれた。廃業してしまったことが本当に残念だけれど、とにかく今度は自費では無理。

 あの時のような編集者さんと出会えるといいな。でも商業出版は厳しいだろうと思う。会社がお金を払って作るのだから、売れると思ってもらえなければ相手にされない。

上記NPO法人の既刊本をいくつか見ると、どれも明るく読みやすそうな印象。私の書くものが、はたして軽くできるだろうか。重くても専門書ではないから、アカデミックな内容を扱う会社でも敬遠されそうだし。

 考えても仕方ない。まずは書け!私。😠話はそれからだ。