いつか愛せる

DVのその後のことなど

食べるあんこと補正するあんこ

今週のお題「あんこ」

 私はあんこは粒派で、甘さは控えめが好みです。理由は以前に書きました。

 

◆餡子と言えば 小豆を買って自力で煮たことが何度かあります。その方がお砂糖を控えられると思い、ネットで調べた通り前日から水につけて頑張りました。でもなぜかふっくらと炊けません。皮の舌触りは嫌いではありませんが、いくら時間をかけてもなんだか硬いような。やはり難しいことはプロにお任せする方が良いでしょうか。時間と手間がかかります。

◆もうひとつの意味 あんこと言えば、食べる餡子の他に「膨らみをもたせたり、形を整えたりするために、中に詰めるもの。」という意味もありました。

そちらの意味で私が使ったことのあるあんこと言えば・・・若き日に振袖を着たときのことです。

              

◆着付け用のあんこ 実家の近所の美容室の先生が、著名な女優さんの着付け担当も経験した実力者でした。その先生のテクニックのおかげで私の体型でも着物姿がバッチリ決まりました。着物は適度にお肉がついている方が着やすいそうですが、私は当時は痩せぎすで反り腰気味。体型補正のため非常に大量のあんこを要しました。

◆タオルと綿と新聞紙 記憶が確かならば、バスタオル1枚、フェイスタオル2本、綿少々、新聞紙少々・・・を着物の下に潜まされました。

確かバスタオルは、二つ折りで腰回りに巻かれ。襟の合わせに沿って綿で厚みを出し、15センチ位に折りたたんだフェイスタオルをデコルテゾーンに(←何しろ胸のボリュームが足りなさ過ぎる)

もう1本のフェイスタオルも畳んで背中側のウエスト辺りに(←反り腰を調節)、最後は帯の下に新聞紙(←帯の型崩れを防いだのかな)

◆あんこの威力 出来上がりのシルエットは見事、きれいに鳩胸気味で姿勢良く見えました。でも上半身はあんこだらけ。着物の上から触っても自分の体がどこにあるのかわかりません。すごい補整力です。これが洋服なら上半身全部パットだらけですね。暑い時期でなくてよかったです。

◆最近の餡子 たまに食べたくなるので私はスーパーで善哉を買います。甘さ控えめで気に入っているのですが、自分で煮た餡子と比べるとやはり甘~い!と感じます。小豆と同量くらいの砂糖が入っているはずですから、カロリーが怖い・・・

ちなみに夫は「味噌餡」が好きです。普段は見かけませんが、端午の節句になるとスーパーでも売るのですよね。もう少し待てば出会えます。