いつか愛せる

DVのその後のことなど

お気に入りの漫画

今週のお題「私の〇〇ランキング

 はい、私の好きな漫画のランキングです。手元にあるのは全部昭和の作品で、美麗な歴史ものです。スケールが大きく主人公の人生をがっつり描くタイプが好きです。2番目以下は書ききれないものも含めて甲乙つけがたく順不同でございます。

  

◆ベルサイユのばら

内容はもう説明不要ですね。描かれたとき作者の池田理代子さんはまだ20代前半です。どれほどすごい哲学の持ち主か。数十年後にフランスから勲章をもらうなんて、もし当時聞いても誰も信じなかったでしょうね。あの作品で歴史好きフランス好きになった人は数知れず、私も西洋史のテストでは点を稼ぎました。(公開予定の劇場版映画はどうなってるの?!)

◆7つの黄金卿(エルドラド)

「エースをねらえ」が有名な山本鈴美香さんの作品です。未完のまま作者が亡くなり永遠に続きを読めません。超美形の俳優をそろえてハリウッドで実写化してほしいです。ストーリーは完結していないのでエピソードだけでいいから、おとなの事情抜きの純粋なイメージでキャスティングしたい。美しくて舞台演劇にも似合いそうな作品です。

◆アンジェリク

木原敏江さん作。ベルばらより少しさかのぼったフランスのブルボン王朝が出てきます。(ベルばらではルイ16世、アンジェリクでは太陽王ルイ14世)。王侯貴族から娼婦や物乞いや人買いまで登場人物が豊富。これは原作小説があり実写映画もあるようです。宝塚でも上演されていて、麻実れいさん演じるフィリップが私の一押しです。

◆オルフェウスの窓

ベルばらと同じく池田理代子さん作。ロシア革命とクラシック音楽が交互に描かれます。絵の完成度が高くてカラーの扉絵はもう芸術。内容も少しおとな向けで難解でした。「もう子ども相手には描けなく」なってしまった理代子さんが、第2部以降は体力を理由に「週刊マーガレット」から「月刊セブンティーン」に連載を移しました。

◆あしたのジョー

ちばてつやさんで、これだけ少年漫画ですね。先にアニメで知ってから原作を読みました。これを読んだころ「自分も20代前半くらいで人生を終えたい」と思いました。多分、老けずに真っ白になるほど燃えつきる人生に憧れたのでしょうね。もっと女性キャラまで描き切ってくれていたら更にいいのになあ。

◆令和・平成なら 昭和の名作は多くもっと紹介したくてウズウズしますが、平成や令和生まれの方にわかるお気に入り作品もあげておきます。こちらは私の手元にはなく、最後まで(あるいは現在出ているところまで)読めていなかったりします。順不同です。

DEATH NOTE ・黒執事 ・聖☆おにいさん ・マチネとソワレ ・ちはやふる ・のだめカンタービレ

美麗なものも残しつつ、なぜかギャグ漫画の割合が増えています。漫画を読む機会が減ってアニメや映画から入るためかな。きっとまだまだ私が未読の名作もたくさんあるでしょう。

 実はこのところ辛いことや不安なことが続いていますが、漫画のことを書いている時は気分を変えられました。状況によっては睡眠をとる以上にエネルギー回復するかも知れません。好きなものの力は偉大ですね。推し、万歳!(←これがオスカルのセリフのパクリだと気付いたあなた···😊お友達になってください)