いつか愛せる

DVのその後のことなど

好きな作家と読んだ小説を聞かれる

 あるところで私の好きな「作家」と「一番最近読んだ小説」を聞かれました。困りました💦 小説はずい分久しく読んでいません。子どものころは読書好きでしたが、パッと思いつくほど好きな作家も作品もありません。

              

◆子どものころ 中学生になったころ実家の近所に図書館ができました。宝塚ファンになった私は「観に行く前に原作を読もう」と考え「風と共に去りぬ」を読みました。中学生には難解でした。それを切っ掛けに、並んで置いてあった世界文学全集なる本をいくつも読みました。「谷間の白百合」「誰がために鐘は鳴る」「赤と黒」「嵐が丘」等々···当時はあまり理解できませんでしたけれど。

◆大人になって もう少し大きくなると、友達が貸してくれた軽めの小説を読みました。新井素子、赤川次郎、星真一など。最近ネタにした「宇宙皇子」を読んだのもそのころでしょうか。演劇部でしたのでシェークスピアなど戯曲も好きです。そして結婚後、教会に通ったころよく読んだのは、三浦綾子の小説やエッセイです。もちろん聖書もよく読みました。小説は読めば面白いとは思うのですが、もともと漫画の方が好きで、プロフィールに書いてある通り「ベルばらマニア」です。

◆小説を読まなくなる さらに前回の記事にも書いた通り、DVから回復する時期にはメンタル系の本や女性問題のドキュメンタリーなどを大量に読みました。その時期が過ぎて介護に関わってからは、ぶ厚い本を読む余裕がなくなりました。とにかく小説はほぼ読んでいません。比較的最近読んだのは、やはり共依存などメンタル系の本でした。段々目も悪くなるし、長時間の読書は体が辛いです。子どものころあまり理解できなかった世界文学全集を読み直したい気持ちも、ちょっとはあるのですが。

◆取りあえずの答え 好きな作家は三浦綾子や新井素子。最後に読んだ小説は「ダ·ヴィンチコード」と答えました。どれも一体いつ読んだものやら。本当はダ·ヴィンチコードが最後に読んだ小説だったかどうかも覚えていません。話題になった作品がいいと思っただけです。この私の答えだと、いかに最近の小説を読んでいないかが明確です。決して読書家ではないこともバレますね。

◆知的レベル? 好きな作家や読んだ本を聞かれると、かなり頭や心の中身がさらされるようだと感じました。いいですよ別に😅 実際より知的に見せようと無理する気はありません。そんなことしたら後で苦労しますよね。それに、小説を読むだけが知識や文化の源というわけでは・・・と自分に言い訳するあたり、私はやはり気にしているのですかね?