いつか愛せる

DVのその後のことなど

母のパソコンから想いが実家に飛んだ日曜日

 昨日、母のパソコンが使えなくなったと電話があり、我が家で預かりました。母はあの年齢でパソコンもスマホも扱いますので、大したものだとは思います。

 

◆説明がわからない 高齢者あるあるなのでしょうか、母の説明が非常にわかりにくいのです。↓毎度こんな感じの会話になります。(赤文字が母です)

「画面が出ないの」→「電源が入らない?それともWindouwにログインできない?」

「hpって出る」→「ヒューレットパッカードだっけ。4桁の数字は入れた?」

「右下を押したんだけど」→「右下って何の?画面の?キーボードの?」

うん、人生60年くらいまで精密機械にさわらずに生きたから、難しいよね、わかるわかる···と思いながらも、段々「主語から言え~~~!!!」と言いたくなってしまい、私と母のやり取りを聞いている夫も苛立ってきます。

◆これも異文化交流 聞いているうちに「PINコードを入れずに何度も入ろうとしてロックがかかったのでは?」と推測はできました。でも母が「あれ?画面に縦じまが出た」と言うので、液晶が壊れているかも知れません。夫が電話をかわって説明しますが、彼は「ハード的な故障」とか「OSが」とか、母には絶対に通じなさそうな横文字を使います。😂こりゃ駄目だ。で、足の痛い母がリュックサックにパソコンつめて持ってくると言うのです。(弟は留守で車で送ってもらえず)。我が家は駅から徒歩20分程度かかるので、駅で預かることにします。

         

(紫陽花の花言葉は「家族団欒」「高嶺の花」など)

◆母とのおしゃべり パソコンのみならず、リュックには大きな梨やカボチャまで入っていました。母には友人が多いので色々な地方からお裾分けがきます。ありがたいけど、一体何キロ背負ってきたの? 足それ以上傷めないでよと言いたくなります。せっかく会ったのでドトールで2時間ほどおしゃべり。「来月田舎のお墓参りに行ってくる。もうこれが最後」とか「父が家に帰りたがっているらしい」とか。このところ内職に占められていた私の思いも、実家に飛びます。

◆父を迎える大仕事 父はもう数年、自宅に帰っていません。今年、自宅の近所の施設に移れたため、帰れると期待しているでしょう。私も、何とか年末年始に1泊だけでも帰らせてあげたいです。ただそれを実行するのに、どんな困難やリスクがあるのか。父が施設内で使っている歩行器は、家では使えません。トイレの不安もあります。母は父の入院前の混乱の記憶から、少々おびえ気味です。「お父さんを家に連れてくる時は、私も泊まり込みで行くから」と伝えてありますが、どんな準備をすればいいやら。そろそろ調べなくてはいけませんね。

◆メンテ終了 母のパソコンは夫に託し、PINコード無しでログインできるようにしておきました。どうせ家から持ち出さないし、あまり重要な情報もないでしょうから。故障ではなく再インストールせずに済んでラッキー。画面の縦じまにはお目にかかりませんでした。母が見た縦じまは一体何だったのか。そう遠くない時期に😓また電話がくるような気もします。