この記事を読んで「私はたまたまラッキーだったの?」と考えました。子どもがいないために外圧で辛い思いをした記憶はほとんどありません。両親に孫を見せられなかったことは、ちょっとだけ申し訳なく思いますが。
【子どものいない人生】「産んでない人にはわからない」「自由で気楽でしょ」…自覚なき“子なしハラスメント”が残す傷跡
◆考える余裕なし 数十年前、ひとりで夫の伯母のお見舞いに行った時「子どもはまだか」という話題が出ました。でも軽く聞かれただけですし、夫の両親からもこの話題は一切なし。夫が両親に「子どもはいらない」と言っていたそうです。考えてみれば、私が出産適齢期のころには・・・・・我が家はDVのまっただ中でした😅気にならなかったというより、気にする余裕がなかったというべきでしょうか。子育て中の友人と会う機会も少なかったので、ニュースにあるようなセリフを聞くことも無かったです。私がDVの渦中で子どもについて考えた話はこちら。↓
◆こちらからは聞かない 職場で話題が転じて「お子さん何歳?」と話を振られたことはあります。私は普通に「いないんですよ」と答えますが、相手の方が気を使って困った表情になったりします。私は平気ですが、相手に気を使わせちゃったなあと思います。こういうことがあるので、職場でも自然に情報が入るまで家族や結婚歴の話題は出しません。知り合っていきなり離婚歴を話してくれた人もありますが、きっと聞かれるのが面倒なのでしょうね。ちなみに私に「なんで子ども持たなかったの?」」と聞く人には、遭遇したことがありません。もし会ったらどう答えるかな。相手の意図にもよりますが、多分説明はしないと思います。
(スモークツリーの花言葉は「賑やかな家庭」「賢明」「煙に巻く」など)
◆経験値 「産んでない人にはわからない」という意見には「そうでしょうね」と思います。出産という大イベントや、子育てという極端に深い人間関係の中で成長するだろうことは想像できます。でもそれは出産や育児に限りませんよね。私も「結婚してみないと深い人間関係を理解できなかったろう」と感じてきました。でも私は結婚を通して経験したけれど、他の人は別の関係で学んでいるかも知れない。何かを経験したから偉いわけではないし、他者が自分とは違う深い人生経験をした可能性は大いにある。なので偉そうな発言は(相手を自分より下に見るのと同じ)、ひとりよがりで相当恥ずかしい😔と思うのです。でも無意識にやりそうになります。
◆自戒 私の経験だけが特殊である(価値がある)わけではないと自覚したときに書きました。↓
これに気付けたことは、もうDVから回復したなと感じるひとつの指標です。多分どこのメンタル系書籍にも書かれていない、私の持論に過ぎませんが。