いつか愛せる

DVのその後のことなど

二番目に好きだと話す?

 大量のJ事務所に関するニュース記事を見るうちに、また私の脳内で勝手な連想ゲームが始まった。

まず思い出したのはス〇ップのヒット曲のひとつである「らいおんハート」。そして次に思い出したのは、この曲がヒットしていたころ知人と3人で行ったカラオケ。その時ひとりが「らいおんハート」を歌った。印象的な歌詞、

いつかもし子どもが生まれたら 世界で二番目にスキだと話そう 君もやがてきっと巡り合う 君のママと出会った僕のようにね

 歌い終わって彼女が言った。「子どもが二番目に好きで一番目は自分なのかな」

私ともうひとりは一瞬😱固まった後「違うよお~~~!!!」

ちなみにこの時のメンバーは、

私:DVからの回復中

知人A:結婚したいけれど交際相手も無し

知人B:離婚経験者で当時は独身

たまたま結婚というキーワードに課題のある3人だった。

             

 Bさんは「らいおんハート」を歌ったAさんに向かって「だから結婚出来ないんだよ」と厳し~いひと言。

それから私とふたりして「一番は彼女!」だと説明した。Aさんだって、ただ流行っているからでなく素敵なラブソングだと思って歌ったのでしょうけれど。

 この話を夫にしてみた。すると「へえそういう意味」と何も考えていない様子。夫は歌詞ではなく曲(楽器の音)を聞くタイプなので、もともと詩には興味がうすい。果たして夫はあの歌で「一番好きなのは誰か」がわかっだだろうか? 話す前に聞いてみれば良かった。

 改めて「らいおんハート」の歌詞を読んで思った。この歌の主人公が恋人と結婚して子どもが生まれても、きっと「君が二番目にスキ」なんてその子に言わない。どう説明されても子どもの立場ではうれしくないもん。あの歌詞は、ラブラブ🩷状態の恋人の、寝顔を見て言った脳内告白だわ。

 でも、子どもが結婚して家を出るようなタイミングで言えば、カッコいいお父さんになれるかも知れない。両親の仲が良いのは子どもには嬉しいし。未来の話でなく、その時が来たという話になる。

親離れと子離れのタイミングの歌。互いに夫婦という単位に進化するのだという独立宣言と考えれば、それも良し。