いつか愛せる

DVのその後のことなど

企業があこぎに思えてしかたない

 昨日、N○Kから何やら封書が届いていた。我が家はテレビが無いので無関係だけれど、夫の実家を手放す際のことを思い出したので書く。

義両親とも病院や施設に移って家には誰も居なくなり、土地の売却も済んだころだったと思う。私は電気・ガス・水道を止める手続きをした。当然、N○Kも止める連絡をしようとした。が、やめた。ネットで色々な噂を読んでいたから。

 一度契約したものを解約するのは非常に困難らしい。

住人がいなくてもテレビがあるなら解約できないとか、

テレビを譲ったなら移動させた先で払わなくてはいけないとか、

テレビを捨てたなら廃棄した記録を出せとか・・・・・

そんな暇っ、あるかああああぁぁぁぁ!!!!

当時の私は忙しすぎてちょっとテンションが高かった。

            

 そもそも、すでに誰も見ていないテレビのために数ヶ月料金を払い続けている。あとは放置することにした。義父名義の口座振替用の通帳は、もう少しで残高が無くなるところだった。

残高不足で引き落とせなかったら、まずは郵送で督促が来るだろう。その際に「宛どころに尋ねあたりません」となってN○Kに戻るはず。そうしたら、流石に解約されるかな。それとも集金人が実際に来たのかな? そのころにはもう更地になっていたろうけど。

            

 さらに義父が亡くなった後、携帯電話の解約でも悩んだ。まず電話会社の解約の仕方は検索しても出てこない。ホームページのトップから探って探って探しまくって、ようやく解約についての記述を見つけた。

 でも運の悪いことに、その時はコロナ禍に入っていた。店舗は営業時間短縮かつ完全予約制。予約はとれないというより電話も繋がらなかった。ネットで出来る手続きも調べたが、解約は出来ない。

もう~~~~~~~~~~~~~知らない!!! っと思った。

 真っ当に手続きしようとする人間に、なぜここまで余計な労力をかけさせる。解約は諦めさせるつもりとしか思えない。そりゃ解約は急がないよ。でもその間も料金とるでしょ。

だから手続きはもうやめた。すでに何ヶ月も使用のない機体の電話料金を払っていたし、後は残高不足になるだけだ。

 テレビも電話も未払い扱いになって、義父の名前が何らかのリストに残るのは不本意だけれど。解約させない方が悪い。一度でも連絡をとったら、請求が我が家に来てしまう可能性だってある。だからもう放置を決めた。