いつか愛せる

DVのその後のことなど

介護は複数プロジェクトの同時進行

 義実家を売却した年の日記もどきのメモは、内容がゴチャゴチャで訳が分からない。対応することが雑多で日々振り回されていた様子。今の目線でまとめると、この時期の義実家に関連する項目だけでこんな感じだろうか。誰かプロジェクト管理してほしかった!

           

<プロジェクト①>義父の施設入居準備

入院中の病院から(恐らく保険会社からも)急かされている案件。

施設見学後に順番待ち申込をして意外に早く順番はめぐってきた。ただし前利用者が荷物排出後に室内のリフォームが終わるのを待つ。が、待っても終わらないので催促する。

施設の代表と本人の面談あり。必要な書類も半端なく多い。取り寄せるものも家族が記入するものも多数。

 

<プロジェクト②>義母の今後をどうするか

まず何とか義実家の売却を承認してもらわなくてはならない。容体が不安定で医師と相談する必要あり。

 

<プロジェクト③>義実家売却

決まった後、非常に物の多い室内(例:未使用の義父の靴ダンボール3箱)の片付けで長いこと奔走した。なるべく捨てずに活かしたい。

同時に、施設入居の決まった義父に必要な持ち物を選んで運び出さなくてはならない。全部捨てるなら業者に任せられるが、捨てない物を分別するのが困難。

介護保険を使ったレンタル(介護ベットや手すり)も多く、返却のスケジュールも面倒。

 

<プロジェクト④>夫の健康管理

せっかく10年以上断酒したのに、ストレスから再飲酒して更に具合が悪くなった。いつ動けるのか動けないのか常に計画が立たない。

私が漢方薬局に夫の状況を伝えたり、舌や顔色の写真を見せたりして処方してもらった。

 

<その他>

·義実家の管理(あらゆる物やサービスの解約、支払い関連、食品の廃棄etc.)

·自分の管理(我が家の管理、仕事、健康)

 

 毎日何人もの相手と連絡を取り、支払いをしたり書類を書いたり片付けに動いた。常にやるべき事がいっぱいで、義両親の心情を配慮する余裕がない。

それでも、点滴だけで食事をとれない義母に何とか口にしてもらおうと、皮をむいたトマトを切ったものを何度か用意した。でもいつも無駄に終わった。義母がぐったりして話せない日もあれば、夫に託したのに病院に行けなかったりした。

 少し前は体力温存や仕事優先のため義実家と関わる頻度を減らしていたけれど、この時期は全力で乗り切るしかなかった。

今回挙げた項目でも案の定、自分の健康を最後にしている。それは駄目😠本当は自分の健康を一番上にして他の計画を追従させるべき。

私にも動悸息切れや不眠など不具合がたくさんあり、原因がストレスなのかどうかもわからなかった。この時期に老けた・・・言い訳だけど。