いつか愛せる

DVのその後のことなど

手術話④_院内の通院のこと

 退院してから1週間でテレワークに復帰し😀本日初めて出社した。やはり通勤だけでかなり運動量が増えるので疲れる。でもその方が腰痛が起きにくい気がした。

 

 さて、入院中でもしばしば同じ病院の外来に通院するお話。通常の外来受付は9時からだけど、入院患者はその前に呼ばれたり空いている時間に行かされる。一見、予約しても待たされる通常の外来より楽そうに思える。

 私が入院中に外来へ行ったのは3回。手術当日の朝と手術の翌日と退院日、診察をうけに行った。看護師さんの指示で行くので、ほとんど待たずに診てもらえる。でも、入院患者として行くのは、か~な~り 嫌だった。 

 まず手術日の朝。すでに私は手術着に着替えさせられていた。手術着の生地は厚くて透けはしないけれど、下は紙製のパンツ1枚だし、長さは膝下くらいまでしかない。(色は違うけれど似たイラストを見つけた)

        

 

 右手には患者全員がつける本人確認のためのバンドの上に、もう1本手術のためのバンドが追加。左腕に繋がれている点滴スタンドを自分で押して歩く。

忙しい看護師さんに「おひとりで行けますか?」と聞かれ、場所は大体わかるので「大丈夫です」と答える。せめてもの情け(?)か「まだ手術着の下におズボン履いていていいですよ」と言われた。ボタンもなくヒラヒラする裾が気になったので助かった。

手術着に点滴をつけた姿は、重病人に見える。本気で病人気分になりそう。手術前の私はまだ元気だったのに。

 そして手術の翌日。手術着ではなくパジャマを着ていた。点滴以外にも心拍数を測るセンサーだの何だのを付けられているので、着替えも出来ない。センサー用の小型機械も首からぶら下げ、鼻には綿球(←これはマスクで隠すけど)。

前夜はまともに眠れず、疲労困憊で髪もぐちゃぐちゃ。色々な線につながれているので、手の自由がきかず髪も直せない。見た目の重病人度はさらにアップし、ひとりで歩いて大丈夫か?という感じ。その時は実際に体も辛かったけれど、私はまたひとりでエレベータに乗り、結構離れた病棟まで自分で歩いた。私は自立した患者だ。

 でもパジャマ姿で外来に行くだけでも😂相当恥ずかしい。大勢の外来の患者さんが座っている前を、点滴引きずって歩く姿はけっこう目立つ。でも、どうしようもない、開き直るしかない。自分は今、病人だ!

 3回目もまだセンサー付きでパジャマのまま着替えられなかったけれど、髪を直せただけ少しマシだった・・・