いつか愛せる

DVのその後のことなど

行先不明の年金の話

 昨日、義母の未支給年金請求の話を書いたおかげで、年金事務所の窓口でのやり取りを思い出した。

義母と同姓同名で持ち主不明の年金データがあるらしい。該当者だと確認出来れば義母が受け取るべきだった年金がいくらか増え、結果としてその時受け取れる金額も増えたのだと思う。

 ただ個人情報のため明確には教えてもらえない。「○○年ごろ△△(←業種)でお勤めでしたか?」と聞かれた。残念ながら私にはわからない。

でもそのお店は近所にあるなあ。義母からは、自営の手伝いをする前はスーパーで働いたことがあるとも聞いた。恐らく義母が働いていた期間の年金に違いないけれど、私は食い下がるのも面倒ですぐ諦めた。せめて夫がその場にいればわかったかも知れない。

その年金データに住所の情報は付いていないのかな? 40年くらい同じ住まいだったから、氏名と住所の一致で本人だとわかるのに。名前も住所も変更していない人間の年金が持ち主不明になったとしたら、どんなずさんな管理だったんだろうなー🥱

 そういう行先不明の年金は山ほどあるはずだけど、そのお金はどこへ行く? もう永遠に義母のものだと確認する人もいないから、国のものになるんだろうな。

             

 そういえば😳。かなり前、夫あてに確認依頼が届いたことがある。やはり持ち主不明の年金のデータ。内訳を見ると、夫が義実家の家業の手伝いをしていた時のものだとわかった。でも・・・返送しなかった。

 実は、その封書が届いたのはまだDV脱却前💦。そのころの夫は行政も面倒な手続きも嫌いで、下手に見せると不機嫌になって危険。だから私が握っていた。

それに、仕事を放棄したアル中(←過去形ですよ)だったから、年金を払った期間は極端に短い。仮にそのデータが足されても受給資格に達せず、年金はもらえなかった。

 ただ、その封書は捨てずに保管してある。何年か経って夫に「これ提出して足りない期間の年金を何とか払おうか?」と聞いてみた。

でもすでに夫は原因不明の不具合であまり動けず、払う当ても無かったので「いらない」と言われた。だからそのまま放置。

 そういうわけで。義母と夫が払った年金の一部は、どこかの誰かの年金の原資として使われているはず。ほんのちょこっとだけ😅国に貢献している。

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 ところで。8月30日に書いた、秋○原のホームレスさんの話。

今日久しぶりにガード下を通ってみると誰も居ない。自治体の名称が書かれた工事看板がずらりと並び、座る隙間すら無くなっていた!

ということは、明るい場所でキャリーケースに囲まれて寝ている人は、あそこから移動して来たのかも知れない。他の人たちにも居場所が見つかっていますように・・・