いつか愛せる

DVのその後のことなど

ブログ開設から1年過ぎて

 迷惑メールフォルダを空にする前に送信元をチェックしたら、はてなから「ブログ開設1周年」のお祝いメールがあった。あら1年過ぎた、早いなあ。今はほぼ毎日更新して、すっかり生活の一部。

 明確な目的があってブログを始めた。2002年に出した本の続きを書いて出版したい。当時はDVの中の生活と、そこから抜け出すところまでを勢いだけで書いて出した。

今の私が書きたいのはその続き。ボロボロになった自分をどう立て直したのか。どう癒したのか。掲示板で出会った仲間とどんな会話をしたのか。もし人が人をゆるせるとしたら、それはどういうことなのか···

 いつも私が一番読みたいことが書かれた本は、いくら探しても見つからなかった。だから以前も自分で書いたし、今回も書いてみたい。カルミア花言葉は、”野心” ”大きな希望” ”優美な女性”)

            

 ただ、当てがない💦。過去にお世話になった出版社が廃業したし、出版業界がきびしいのは素人にもわかる。とにかく人の目にとまる努力をしよう。まずはそれから。

だから私が書いたのは、最初は「DVからの回復」のみ。書き溜めていたものを数日おきにアップした。でもブログ初心者で勝手もわからず、ほとんど読まれなかった。

 私はそれを「やはり普通の人は興味がないんだなあ」と考えて落ち込んだ。「普通の人」とは、この場合は「本人も身内もDVを経験していない人」のこと。

 でも、それは早計だよね。興味を持つ人が少ない(かも知れない)のは、たくさんある理由のひとつ。まずは人目につくよう、はてなのトピックに載せる方法を試行錯誤。

他のネタも書いてみた。日常のくすっと笑えそうな話題や参考になりそうな話。画像を入れる方が目に付きやすいと知れば入れたし、更新頻度も増やした。

急に読者さんが増えたのは、義両親について書いてから。介護に関心を持つ人が多いんだなあ。初めは記憶だけで書いたけれど、なるべく正確に書こうと日記もどきのメモを見るようになった。

 おかげでたくさんの発見をした。生活するだけで精一杯だった当時は気づけなかったこと、見落としていた義両親の気持ちや、自分や夫の状況を見直せた。すっかり忘れていたことも多い。書いて本当に良かった(まだ書き終えていないけど)

 気付けば書くことが楽しくなっていた😁。考えてみれば嫌々書いた文章が面白いはずない。下手でも楽しんで書こう。

初めのころの自分の文章を読み返すと「固い」「絵もない」「読みにくい」何だか言葉遣いも嫌な感じ。それじゃ読まれないよね。

本の続きを出す野心があるのに、内容以前に文章がダメ。プロのように書けないのはわかっていたけれど、せめて読みやすくしたい。そう思って毎日書く練習をしているようなもの。

それにしても、記事1つ書くのにに2時間も3時間もかかる遅筆は、何とか改善できないかなあ。遅筆すぎるので、更新時間を確保するためにコメント欄は使わない。(でもたまにブックマークでコメントいただくと🤗うれしくなって反応する)

 たまたま特別お題の「わたしがブログを書く理由」と同じ内容になった。でも今回は「文学フリマ本」には応募する気無し。