いつか愛せる

DVのその後のことなど

お茶と砂糖に思いを馳せた

 腹痛は3日目にしてかなり和らいだので、今日は自転車でいつものスーパーへ行けた。でもまだ動くと痛いなあと思いながら、混み合うレジ待ちで、ボ~ッとお茶のコーナーを眺めた。

そういえば子どものころ、麦茶に砂糖が入ってたなあ・・・・これも夏の思い出。

甘い麦茶なんて売っていないし、飲んだら余計に喉が渇きそう。でも子どものころは、友達の家の麦茶は我が家よりもっと甘かった。甘い麦茶は普通にあって、美味しいと思えた。あれは子どものいる家限定の飲み物だったのかな? 

 そうそう、子どものころは紅茶にも砂糖を入れた、今でも気まぐれでアイスティーにはガムシロップ入れることもある。同じようなものだわ。紅茶なら砂糖入りの市販品だっていくらでもある。

 頭の中でお茶と砂糖が回り出した。そうだ。欧米では緑茶に砂糖を入れるんだっけ。それは嫌だ、やりたくない。緑茶にはもともとの甘味もあるし。

 お茶好きの義母が生きていたころ、テレビで知った飲み方を一緒に試したことを思い出す。低温でじっくり抽出すると、苦味のカテキンより甘味のテアニンが多く出る。茶葉に氷を載せて溶けるのを待ち、ちびちびと一緒に飲んだ。「甘いですか?」「甘いわね」なんて言いながら、科学の実験のようで楽しかった。

           

 ちょっと検索してみると、「外国人にとって日本の緑茶は渋すぎることから、飲みやすくするために砂糖を入れるようになった」らしい。

その渋みがいいんでしょーに。何のために甘い和菓子やお煎餅が存在するか、わかってないのか😤 渋いお茶と一緒におやつを食べるとき「ああ、日本人でよかった」としみじみ思うのに。

大福やかりんとうを食べる時、お茶が甘かったら飲めないよ。紅茶だってスイーツと一緒のときは絶対に砂糖は入れないよ! と頭の中で文句を言いまくって気付く。

 抹茶味のスイーツは、💚どれも美味しいなあ・・・・・ 抹茶ソフトや抹茶の善哉やプリンやケーキ、キリがない。お茶と砂糖の相性は・・・悪くない。

人間の味覚とは、何て流動的なんだろう。年齢でも地域でも文化でも、いくらでも変化する。緑茶に砂糖を入れる国があっても、文句は言うまい。私はやらないけど。

 そういえばお茶っ葉も買えば良かったな。我が家はそのスーパーのオリジナルのお茶を愛飲している。抹茶と玄米茶のブレンドで、驚くほど安いのにとても香ばしくて美味しいし色も美しい。夏はあまり飲まないけれど、アイスグリーンティーにすればいいかも。