いつか愛せる

DVのその後のことなど

「本を出したい人の教科書」より

 本日、図書館に返却しなくてはいけない本の内容を、一部書いておきます。ブロガーの中には書籍化したいと考える方もあると思います。本を作るとは自分と向き合うことだと書いてあり、なおさら興味が湧きました。

 

◆本は「戦略」「戦術」「ターニングポイント」で作る 登山に地図が必要なように、本を書く時に必要な地図が3つあるそうです。この地図で自分がどこにいてどこに向かっているかわかるため、書いてから執筆にとりかかるよう勧めています。

「戦略:本を書く目的や達成したい夢」「戦術:夢をかなえる方法」「ターニングポイント:本を書く動機やテーマ」

 

◆戦略 自分の夢のこと。本を書くことによって達成したい夢は何か? 人生をかけて達成したいことは何か?

◆戦術 出版をふくめて他にどんな方法があるか?

◆ターニングポイント なぜその夢をかなえたいのか? 本のテーマになる。

 多くの人は自分が何をしたいのか、何のために生きているのか、自分の人生と向き合っていない。外側の人間関係に生きていて、内側の自分と対話したことがない・・・と書かれていました。でも日記やブログを丁寧に書く方は、自分と向き合うことも多いかもしれませんね。

 

◆内側の自分と対話 私は普段はそういうことをしませんが、実は深く自分と対話していた時期がありました。DVからの回復を図っていた時期です。まるっきり自分を失くしてしまい、取り戻す必要があったからです。例えば「私は何が好き?」「私は何をしたい?」ということに、当時は何ひとつ答えが出ませんでした。

やがて感情のふたが開いたとき、最も強く出てきたのが「暴力をうけたくない!」だったことを思い出しました。あれから二十数年たち、再び自分と向き合うことになります。

 

◆私の戦略? これは難しいです。願い通りに本を出せたとして、その後どうなりたいのか。定年後の収入に繋がればありがたいし、続けて発信していきたい。できるかできないかで考えると止まってしまうので、まず希望だけ考えようと思います。

 

◆私の戦術? 出版以前にブログを書くことも、戦術のひとつかも知れません。でもそもそも戦略を明確にしないと戦術を決められませんね。 

 

◆私のターニングポイント 戦略や戦術よりはわかりやすいです。私のターニングポイントは、ドメスティック・バイオレンスからの回復でした。DVそのものはポイントとは考えていません。それはすでに書いたし、DVの情報なら山のように出版されているし、今の私が書く価値も書きたい思いもありません。私は回復したことを書きたいです。回復の際に学んだことが、その後の人生にも生きています。

 

 ご紹介の本には、ターニングポイントにある「テーマの見つけ方」についても書かれています。自身の「こだわり」と「価値観」を客観視できるそうです。ご興味のある方は是非どうぞ。