いつか愛せる

DVのその後のことなど

終活にはまだ早いけれど意識する

 私はまだ終活を始める歳ではないと思います。でもよく自分の人生の終わりを意識してしまうのは、夫の両親をおくった経験や長年続く夫の不調のためでしょうか。私自身、平均寿命に至るほどは長生きしたいと思えません。

とはいえ寿命を決められるわけではないし、自分の両親のこともちゃんと見送りたい。私はまだ生きなくてはと思うし、ならば生活を考えなくてはいけません。

            

◆人生後半の目標 だから書けないと困るのです。目的なくただ生き残る気はしなくて、本の続きを出すことを人生後半の目標にしましたので。本は出すだけで終わらず、何か自分に動きが起きることも経験上わかっています。

趣味ならまだまだ探せる可能性があるものの、情熱をかけて何かを残す目標は他に考えられません。奇跡的に偶然の出会いがあればわからないけれど、自分で探すエネルギーは残っている気がしません。

◆なぜ目標にしたのか 平凡な私が結婚後はあまり普通でない運命に突入し、一息ついたときに最初の本を自費出版しました。掲示板で自助をしたおかげで、書いたことに意義があると感じられたし、自分もたくさん学べました。

それから普通の人生に戻れるかと思ったらあまりそうならず、ずっとキリキリ舞いしている気がします。(でもそれも私の平和ボケであって、世の中には様々な苦労をしている人があるはずですね)

そんなことも含めて、本の続きを書きたいです。色々な思いが錯綜しています。誰かの役に立ててほしいし「苦労したんだから書いて元を取ってやる」とも思います。

◆捨てた選択肢 人生の方向転換をするタイミングは何度もありました。きっかけとして大きかったのはまだDV渦中だったでしょうか。もし私が家出から戻らずに離婚していたらどうなったろう。仕事を頑張ったかあるいは再婚したか、いずれにしろ経済的にも少しは楽だったろうし、ちょっとは優雅な暮らしも味わえたかも。

でもそうなっていたら、私は「いつか愛せる」を書きませんでした。掲示板で多くの仲間から宝物のような言葉をもらうこともなく、夫の両親と親しくなることも看取ることもありませんでした。だから人生の選択に後悔はしません。普通の生活は少な目かも知れないけれど、あまり普通でないことを経験し続けています。自分の人生が終わるまでこの経験値を活かしきりたいです。

◆書くことは副業候補 書けないと目標を果たせないだけではありません。ライティングは家でできる副業の候補だと考え始めたばかりでした。今はその準備もストップしています。作家でなくても書く仕事はあるからチャレンジしたいのですが、今はそれも無理。こうしてパソコンに向かうだけで目が辛くてしかたありません。

仕事のある日はほぼ一日中パソコンに向かう必要があるため、目を休めるのは不可能です。今日もまた夜9時台に寝てしまうのかなと思ったりして。

◆食べる楽しみはある でも諦めません! 幸い食欲だけはあって食事がやたら美味しいのです。美味しいものを食べてストレッチしたりドライアイ用の目薬を使ったり、体にいいことを重ねて変化を待ちます。

今日の買い物は、味覚異常になっている夫が口にできるものを探しました。珈琲の味もダメになったらしいので、ココアを買いました。薄味気味に入れると「ココアの味がする」と飲めることが判明。トマトのチーズ焼きもOKだったので、余計な調味料を使わないものは食べられそうです。私自身も薄味好みなので助かります。