いつか愛せる

DVのその後のことなど

ビジネスケアラーが増えているらしい

 私もビジネスケアラーと言えるのかな。働きながら何年も義両親の介護に携わったし、自分の両親もそろそろ要介護に入ってきています。下の記事↓には共感できる部分がいっぱいでした。青文字が記事からの抜粋です。

https://news.yahoo.co.jp/articles/dc62a7ef81fd4f5659ae95e98ec45fd203a747df

「娘なのになぜできないの?」50代前半では8人に1人が当事者「ビジネスケアラー」の過酷すぎる選択

            

⭐️本当に必要なことはやってもらえない……介護サービスに対する母親の不満が爆発

確かに、介護保険を使うと頼めることに制限が多かったです。しかもスケジュールがきっちり決まっていて時間の余裕もありません。

 義実家の愛猫ノンちゃんが亡くなった翌日、担当ヘルパーさんは猫好きな方でした。その方は義母と一緒に泣いてくださったそうです。そういう寄り添い方は大変うれしいです。ただ、その日は予定にあった掃除をする時間がなくなりました。こちらはお掃除以上にありがたかったですが、ヘルパーさんは記録を誤魔化すことになり面倒だっと思います。

とにかく事前の計画以外のことは頼めません。私も義母のジャージの裾上げを手伝ったことがありますが、家族と離れている人は難しいですね。ほんのちょっとしたことなのに。ヘルパーさんを個人で雇えば融通がきくでしょうけれど、お金の負担が大きいです。

 

⭐️子どもには親のプライドより安全安心が大事。だから生じる大きなズレ

安心安全を最優先に考えるのはよくわかります。夫が何度も義父を怒鳴りつけたことがあり、一時は義父に「もう俺が死ねばいいんだろう!」と言われました。小さくても会社社長だったし、親戚一同をまとめるような立場にあった義父なのに。

 

⭐️『介護=親のそばにいる=親孝行』とするこのマインドが、仕事と介護の両立に悩むビジネスケアラーの最大の問題

⭐️『自分がそばいなければ』という思いは、親のためではなく、自分の不安を解消するためのものになっていないでしょうか」

DV時代に共依存の経験で学んだことと、とてもよく似ています。世話をやくことが自分の義務だと思い込んでいましたが、間違いでした。むしろ相手を子ども扱いする傲慢さだと納得しました。「自分の不安を解消するため」ということろは介護者全員が心に刻んでおくと良いと思います。

 

⭐️母はきっと転倒を未然に防ぐことより、転倒しようが自分の家で自由に動くこと、そして、娘の怒った顔ではなく笑っている顔を望んでいたのかな、と。 

⭐️その地域に住み、サポートを受けるのは要介護者自身。本人がどう受け入れるか、子どもは黙って見守るしかない

こういったことも悩みました。今も私たちは、義両親の本当の願いは最後まで自宅で過ごすことだったと思います。実行するにはフルタイムの介護者が必要です。でも私が仕事をやめれば我が家は無収入で、あっという間に自滅します。夫は体調不良でいつ実家に行けるかわからなかったし、彼に下の世話などは絶対に無理です。

 そろそろ心身の限界にあった私に、夫は自分も動けないのに「もう十分だ。手を退け」と言いました。ある意味の修羅場です。でも私たちが手を離したら、あらゆる手続きをする人が居ず介護をうけられなくなるのでは? そうなったら・・・義両親がいずれ特殊清掃業者さんのお世話になる、恐ろしい想像をしました。幸いにも、義両親は実家を売って施設に入ることを了承してくれました。

 

 あのころも、かつて共依存に取り組んだ経験が役に立ちました。今日はもう書き疲れてしまったので💦過去記事を貼ります。