いつか愛せる

DVのその後のことなど

夢の中の励まし

 入院のための予約投稿4件目。

 私が手術の不安で少々憂鬱になっていた時、夢の中で数人の方から励ましのアドバイスをいただいた。ありがたくてうれしいので記録する。

 ひとりは名前を書いておこう。夫が大好きな故松田優作さん。ドラマや映画を何度も見せられたので、私も近しい印象になっている。

彼は「治るための手術なんだろう?」とだけ言った。彼に言われるなら、そのひと言で十分。だって治らない病と戦った彼は、どんなに悔しかったろう。

世の中には治すことのできない病もたくさんあるのに、私は治る前提の手術を受ける。愚痴を言ったら申し訳ないと思った。

 

 そして次は、今も現役で活躍している俳優さん。深く落ち着いた声で「自分が期待したようにしかならない」と言ってくれた。つまり、私自身が期待しなくては良くなるはずがない。その人はきっと、常に自分がなりたい姿になることを期待して(努力もして)成功されたんだろうな。

だから私は、手術には成功し、副反応もなく、無理なく耐えられる程度の困難のみで回復する。仮に医者に「難治性」だと言われても再発はしない・・・・・そういう結果を期待している。もちろん、これ以上鼻が低く変形することもない😅と期待する。

 

 そして3人目もすでに天国の住人になっている著名人。その人は、私の過去にあったことを持ち出して励ましてくれた。

まだDV渦中の後半にいたころの話。夫が荒れて、私はその場から逃れるため夫の実家に向かう。川沿いの夜の道は人通りもなく電燈も少なく真っ暗。怖いものが苦手な私は恐怖を感じつつ、なぜかひどく腹が立った。色々な恐怖が入り混じって感覚が変だった。

「夫に比べれば、🥶お化けも痴漢も通り魔もムジナも怖くない!」

そう思いながら、あるいは呟きながら、早足でズンズン歩いた。その話を私は20年前にやっていたサイトにも書いたことがある。

3番目に来てくれたその人は、私に「その時の強さを思い出せ」と言ってくれた。なぜそんなことを知られていたのか不思議だったけど、気にしない。

 そうだなあ。あの時は怖すぎて一周して怒りに変換された。おかげで乗り切れた。今はあのときほど怯えてはいないけれど、いざとなったら応用すればいい。もし辛い状態になったら思い出そう。