いつか愛せる

DVのその後のことなど

トラウマなのか元々なのか

 たまたま夫が手に入れたアニメ動画を食事時に観ている。私の好みに合う場合もそうでない場合もある。

            

 今回見たうちの1つは💦ちょっと駄目かもしれない。主役の少女が学校では苛めにあい、家庭では兄に虐待されている設定。どちらの暴力もかなり強烈。

「私にこういうの見せる!?」と文句を言うと、「最後には少女が強く成長し、虐待する側は報いをうける結末なのでいいと思った」とか。ラストですっきり出来るのかな。我慢して見続けるか、迷う。

まあ、昔と違って過呼吸は起こさないし、本当に見たいと思えば見ることは可能。でも虐待シーンを見ていると、少し息苦しくなっていつしか深呼吸していた。それは傍目には溜息に見える程度。主役の少女は性的な虐待の危機からはギリギリ逃れられた。もしそこまで描かれたら「これ以上見るの止める😤」と言ったかな。

 もう一件。続きが気になって我慢しているけれど、やはり見るのが辛い作品がある。

主役は平凡な中年男性。でも娘がヤクザと関わってしまったために、相手を殺す羽目になってしまう。妻とともに家族を守るため修羅の道を進む話。

これがアメリカ映画なら、強くてカッコいいお父さんになるはず。でも本当に変凡で善良な父で、圧倒的な暴力に情けないほどボロボロにされる。見ているのが辛い。それでも諦めずに家族を守ろうとする夫婦の強さが救い。

その作品は気になるので観るつもり。でも絶対ハッピーエンドでなきゃ許せん!(悪人とは言え殺してしまったので完全なハッピーは無いだろうけれど)

 さて。私がこれら作品を見るのがキツイのは、果たしてトラウマのせいだろうか?

だって私は、結婚する前からこういう作品を好まなかった。美しい絵が好き。怖いものが苦手。お化け屋敷大嫌い。争いごとも嫌い。追いつめられる人を見るとハラハラし過ぎてイライラする。

 怖いもの見たさという心理は、誰にでもあるのかな。あるとしても私はかなり希薄でほとんど見たくない。SMの傾向も無い。とにかく元々暴力的なものは嫌い。はたしてDVのトラウマなのか、元々の性質なのか・・・🤔両方かな。

 

 アニメは世相を反映すると思うけれど、以下は本日のニュース。メモ代わりにコピー。

性虐待の家を脱出したが、貧困、後遺症で心が壊れた。支援制度に辿りつけず、再び両親の元に引き戻された

https://news.yahoo.co.jp/articles/0b156d25eba5510fc2ec75b4f174710927720b16

アニメのような誇張は無くても重い。本文以外に「関連記事」の欄も気になる。(もし当事者の方が読まれる場合は、十分にご注意ください)