いつか愛せる

DVのその後のことなど

変化するビジネスマナー

 へえそうなの···と今時の文化を考えさせられたのでご紹介します。

断られた→返信しない「メール1往復主義」の若手が増加中!タイパ重視の本末転倒

https://news.yahoo.co.jp/articles/66063728338ac4b1fccbda6f8783e149b092fe1d

               

◆メールは1往復半 上の記事では若者のやり方に大人が苦言を呈しています。私はもちろんおとな側の文化になれているし、記事に同意するところが多くあります。私も仮にお断わりメールをもらったらそれに返信して1往復半にし、了承の意と挨拶を伝えると思います。後に同じ相手とどういう係わりが出来るかわかりませんから。

◆印象を悪くしない その昔、銀行で働いていたころ「絶対に印象を悪くしてはいけない」と思い、転居で解約する顧客にさえサービスしました。当時はネット取引の解約もできなかったため通帳を預かり、解約処理して残金を振込または自己当て小切手にして転居先に書留で送って差し上げました。企業のイメージを良くするための手間は「損して得とる」ことだと思っていましたから。

◆メール件数の多さ ただ古いやり方が必ずしも正解ではないし、若者は彼らなりに気を使っていると思います。だってビジネスで受けるメールの数、多すぎませんか? 

私の現在の職場は、業務ごとのメーリングリストがたくさん存在します。そこに来るメールから自分が担当するものを拾いますが、1日休むだけで未読が100~200件は溜まります。立場の軽い私でこうですから、多くの仕事を抱える人や役席者はその何倍でしょう。(デキる人は自動振り分けなどで読む件数を減らしているとは思います)

お礼のみ等のメールが来ると、気分的には安心するけれど開いて確認するメールが増えてしまいます。

◆「いいね」を使う 職場の若者は「いいね」ボタンを活用しています。web版とアプリ版の両方あるので、Webメールでは「ありがとう」や「了承」メールのかわりに親指マークやハートマークを押してくれます。チャットも同様で、私もまねするようになりました。

ただ、これは私の相手のほとんどがグループ企業の従業員だから。外部の方に「いいね」はまずいので社内や友人限定です。

業務のチャットでは「いいね」の後に軽い雑談が出ることも多く、押して終わりの時は忙しいんだなという印象になります。

◆タイパ第一はちょっと苦手 相手の負担まで意識してメールを返さないのか、単純なタイムパフォーマンスで略しているのか。とにかく時短することがマナーになりつつあるのですね。

私はタイパという言葉はあまり好きではありません。話題に乗るためだけに映画を早回しで見る若者が多いと聞いて以来、苦手意識があります(講習用の動画なら早回しもしますが)。作り手の感性やリズムを無視して作品の良さがわかるはずないと考えるタチです。興味無ければ無理して見なければいいし、見るならちゃんと見ようよと。

◆オンライン会議 会議に5分前ではなく開始時間に入る会社も多いとか。私は少し早めに繋いでおき画像と音声は時間まで切っておきます。だってギリギリに入ろうとして何か不手際で繋がらなかったら?と不安になってしまいます。

上司と2人の面談に上司が開始時間まで入らないのは、こちらに気を使わせない配慮だろうと勝手に解釈しています。上司が先に入っていたらやはり「待たせてしまった」と感じるでしょうから。

 世の中どんどん変わるので、働いていても時代遅れになる可能性があると知りました。もうちょっとゆっくり変化してくれないかなあ。もうついて行くのが大変なんですよ💦