いつか愛せる

DVのその後のことなど

「夫の味覚異常」その後

 夫の味覚異常が若干ですが改善しています。彼の場合は新型コロナと無関係ですが「副反応で味覚異常になった人も大変だよなあ」と共感しています。口に入れたものが予測した味ではないとショックを受けるそうです。(前回のお話はこちら↓)

◆経緯 始めに刺激物と強い塩味が駄目になり、とにかく薄味にしていました。それから脂っぽいものも駄目だと判明しました。以降、揚げ物は少量の天ぷらを口にしただけです。依存と言えるほど飲んでいた珈琲も控えてココアにしました。

昨日はまたクリームシチューにしましたが「肉は入れないでほしい」とのこと。ジャガイモ・玉ねぎ・ブロッコリーのみで作りました。味の濃さはもう通常通りでも大丈夫。少量であればタバスコと一味も使えるようになりました。

肉は本人が「食べたくない」というので試していません。魚は取り合えず、焼いたホッケとお寿司は食べられました。でも今は本人がイメージで拒絶しても、実はOKなものもあるのかも知れません。

            

◆新たに駄目な物 ソースやマヨネーズの味も大丈夫になったらしいので、冷凍お好み焼きを試してみました。すると「なんか気持ち悪い···」どうも粉物が駄目だと言います。サンドイッチは食べるのですが。

昨日は「カップの辛ラーメンを食べたい」と言われ、近所に無かったので他の辛そうなカップ麺を買いました。ひと口かふた口までは「うまい」と言いましたが、すぐに「これ変だ。すっぱい」。成分を見るとキムチパウダーが入っていましたので、酸味を感じるのは正常です。キムチは嫌いではなかったはずですが、酸味が駄目になったのかな。

◆体に良くないもの? 総合して考えると、あまり体に良くないものを拒絶しているように見えるのです。大量の刺激物、大量の塩味、即席の粉ものと添加物、スーパーのお総菜に使われている揚げ油。(自宅で炒め物にオリーブオイルを使うのは大丈夫でした)

よく大食い系ユーチューバーの動画を見ますが、以前とは違うツッコミを入れています。前から「食い過ぎ/カレーに卵入れるな/揚げ物にソースとマヨ両方はいらない」とは言っていましたが、今は「あれはコショウ入れ過ぎだろう」とか「醤油かけすぎだろう」と言うのです。「うん?あなたも同じだったよね。この前だっておでんに辛子つけすぎて失敗したでしょーが・・・」

◆もしかして後天的味音痴 あそこまで激辛を好むのはもう、味音痴になっていたのだと思います。真っ当な量の一味やタバスコをかけても「全然わからん」と言ってドバドバ追加していましたから。一時期ネットで激辛チャレンジ動画が流行り、夫も同じ激辛食品を買うので私は迷惑に思っていました。いくら好きでも程々にしないと、体が悲鳴をあげるのではないでしょうかね?

◆唾液過多 一方、唾液過多の方はあまり変化がありません。でも睡眠中や何かに集中しているときは出ませんので、メンタルが理由の可能性が高まりました。当初の原因は不明ですが、原因が無くなっても症状を意識することで、かえって症状を持続させている可能性があります。彼はまさに数年前に「耳鳴り」でそういう経験をしました。人体って本当に精密で不思議です。